2023年1月からよしながふみ原作のマンガ『大奥』のNHK大河ドラマの放送が決定しましたね!
『大奥』は、これまでに何度も映画やドラマ化されていて圧倒的知名度を誇ることから話題沸騰中です。
それ程人気の漫画が原作ということなら一度見てみたいと思いますし、ずっと『大奥』のファンの方にとっては放送開始まで待ち遠しくて仕方ありませんね(^^)/
ただ、ドラマ開始前に大奥のドラマの登場人物や相関図、原作内容について知っておきたいところです。
『大奥』の歴史的背景はもちろん、登場人物の相関図を頭に入れて視聴した方が断然面白いし楽しめますからね。
そこで、「2023NHK大奥ドラマの相関図!原作漫画の解説!」と題して調べてまとめました(*^-^*)

2023NHK大奥ドラマ相関図

2023NHK大奥ドラマ原作の相関図についてはまだ発表されていません。
ただ、原作と大きく内容はズレないと思われますので、よしながふみ原作『大奥』の相関図を掲載しました。
ドラマは3編構成で放送される予定となっていますよ!!
①3代徳川家光×万里小路有功編
②5大徳川綱吉×右衛門佐編
③8代徳川吉宗×水野祐之進編
江戸時代をモデルとした世界で、謎の疫病「赤面疱瘡」で男子が急激に減少していく中で、権力が男子から女子へと移っていく様子を描いている。
徳川家の将軍たちや要職者等の歴史上の人物は、男性である者は女性、女性である者は男性として置き換えられている。
江戸時代当時の「カピタン本国報告」の詳細な史実にフィクションをMIXしたストーリー構成となっており、「江戸時代とな似て非なる物語」と称されるSF作品。
3編それぞれに登場する原作相関図の人物についてはこちら。
3代徳川家光×万里小路有功編
3代徳川家光×万里小路有功編の主な登場人物の情報はこちら。
徳川家光

徳川家の3代将軍で、千恵の実の父。男性家系であり実母の愛情も受けずに育ったことから女性に興味がなかった。しかし、乳母の春日局から世継ぎを作るように迫られ性格が屈折してしまう。20歳の時に辻斬り目的に夜歩きをで多彩に出会った女性(お彩)を暴行したことにより千恵をもうけた。31歳で「赤面疱瘡」で死亡したが、春日局によってその死を隠蔽される。
家光亡き後、春日局は家光の死を隠蔽するため身代わりに千恵を家光として据える。ゆがんだ生い立ちゆえに暴言を奮うこともあったが、万里小路有功との出会いや周囲の人間の助けにより女将軍として人生をかけて余生を生き抜いていく。27歳で死去するまで、ただ1人の男性有功だけを愛し続けた。
家光の乳母。明智光秀に仕えた斎藤利三の娘として生まれる。家光の血縁を重んじるあまり口封じのために(千恵の母)(千恵の乳母)などの人命も奪ったとされている。
万里小路有功

公家・万里小路有純卿の三男として生まれた。春日局により還俗を強要され大奥入りし、千恵の側室となる。千恵と相思相愛になるも、世継ぎに恵まれなかったことから身を引く。
両親を亡くし、身寄りがなかったところを有効に助けられたことから有功に忠誠心を誓っている。有功が懇願し千恵の側室(お玉の方)となった。千恵との間に娘・徳子(5代将軍綱吉)をもうける。
5大徳川綱吉×右衛門佐編
5大徳川綱吉×右衛門佐編の主な登場人物の情報はこちら。
徳川綱吉

家光の三女で、徳川家の5代将軍である。実母の家光(千恵)の多忙と早世により、幼少期から父の桂昌院だけが自分の味方だと思い込み父には逆らえなかった。麻疹にかかり危篤の際に柳沢吉保に殺害されたが、「麻疹による死亡」と公表された。
徳川綱吉の側用人である。右衛門佐になぜか強烈な敵意を持つ。綱吉に幼少の頃から「妹のような存在」として大切にされていた。綱吉の死後、「大奥」を去り隠居生活を送る。
徳川綱吉御台所の信平が京から呼び寄せた年寄。初対面である綱吉になぜか強く心惹かれる。綱吉にも気に入られたが、桂昌院や吉保と対立。長い年月を経てやっと綱吉と結ばれたが、翌日急に病に倒れ帰らぬ人となる。
桂昌院

徳川綱吉の父。出家した身でありながら娘の側近(吉保)と関係をもつなど俗欲にまみれた人物。「生類憐みの令」を綱吉に実行させた人物。
8代徳川吉宗×水野祐之進編
8代徳川吉宗×水野祐之進編の主な登場人物はこちらです。
徳川吉宗

8代将軍。仕事に熱心で質素倹約に努めた。3人の娘をもうけたが子どもの父親は適当。赤面疱瘡僕別のために尽力する。
貧乏な旗本の家の息子。幼馴染のお信(おのぶ)に恋心を寄せるが、身分の違いから結婚は諦め大奥入りを決断。大奥では水野と呼ばれるようになる。吉宗のご内証に選ばれ、公には死罪となるが吉宗の計らいで町人として生き延びる。のちにお信と結婚することとなる。
徳川吉宗の幼馴染。吉宗から絶大な信頼を得ており、片腕的存在でもある。天英院と共謀して吉宗を将軍に据えた。
全ての編成において見どころ満載で感情移入してしまいます。
中でも1番のみどころは、5代将軍徳川綱吉編で、単行本では5巻に描かれています。

自由奔放にわがまま放題、男を掌で転がすように生きてきた綱吉の身にまさかの自体が巻き起こる展開に驚きを隠せません。
子を亡くした悲しみに浸りながら、父親の「世継ぎを作らねばならぬ」という思いに必死で応えようとする姿が切なすぎます。
綱吉といえば「生類憐みの令」ですが、桂昌院と絡めて上手に歴史的背景とアレンジされているのも素晴らしい!
全体的に悲しい思いにさせられることが多いですが、違う視点で読み返すと、また異なる心情が見えてくるので不思議です!
何度も読み返してしまう程魅力的な場面が描かれているところが1番の魅力(^^♪
【ネタバレ】2023NHK大奥ドラマ原作内容!

ネタばれありの2023NHK大奥ドラマ原作内容はこちら!
3代将軍・徳川家光の時代から幕末・大政奉還に至るまでの時代劇!
若い男子のみに感染し、感染後は数日で死に至る「赤面疱瘡」という奇妙な病が日本中に蔓延したことで、江戸幕府の3代将軍・徳川家光の時代はパニックとなる。
対処法・治療法も確立されず、男子の人口は女子の人口の4分の1まで減少するという事態に!
それまでの社会構造は一転し、「男子は種馬」「女子が労働力」となり家業も女子から女子へと受け継がれ、江戸幕府の将軍までも女子へと引き継がれる時代が到来する。
飛脚も大工も籠屋も全て女子、将軍も女子。
ここまで読まれた方は、こんな設定ありえないとお思いになるかもしれませんが・・・
時代背景をしっかり掴みストーリーがしっかりしているからか、一旦見始めるとハマり込んでしまいます(#^^#)
赤面疱瘡が拡大し、3代将軍である徳川家光も永眠。春日局はこっそりと娘の千恵を将軍の身代わりにし、子どもを産ませて徳川家の存続に尽力した。身も心もボロボロになった千恵は公家出身の美しき僧である万里小路有功(大奥)と恋に落ち、『大奥世界』を共に築いていく。千恵の「ゆがんだ生い立ちから心を閉ざし、暴力的な一面もあるが、有功の深い愛によって成長していく姿」が描かれており魅力の一つとなっています。
唯一の世継ぎであった松姫の死後、徳川綱吉は閉経後もなお子作りを迫られていた。「赤穂事件」「生類憐みの令」により江戸の評判がガタ落ち、政権への信頼も世継ぎも得られない綱吉は、自分の生きている意味すら失いかける。そんな綱吉に大奥総取締・右衛門佐は寄り添い救いの手を差し伸べていく様子が切に描かれています。
貧乏旗本の息子である水野祐之進は幼馴染の跡取り娘である「お信」と恋に落ちる。しかし、家柄の不釣り合いから許される恋愛に・・・。「お信」と添い遂げられないのであればと大奥入りを決断。「大奥」入り後吉宗に見初められたが、大奥の決まりで死罪を命じられてしまう。事実を知った吉宗はある策を講じるが、、、果たしていったい・・・。
こちらも見どころ満載で、ハラハラドキドキさせられる展開に!
女将軍の寵愛を得るために繰り広げられる。約3,000人の男子たちの競合も見どころ!
また、現代社会が直面している「ジェンダー、権力、感染病」などの課題がビッグスケールで描くことが親近感を持たせ、視聴者の心を引きこむのかも知れません。
2023NHK大奥ドラマ放送日程と期間について!

2023NHK大奥ドラマ放送日程と期間はこちら。
【放送日程】2023年1月~
【期間】未定
来年2023年の1月から放送予定と発表されていますが、何回放送されるのかについてはまだ発表されていません。
例年NHKの大河ドラマは1月に放送開始されていますから、1月から放送されることはまず間違いないといえます。
いつまで放送するのかについてはこちら。
西郷どん | 2018年12月16日まで |
いだてん | 2019年12月15日まで |
麒麟がくる | 2021年2月7日まで(例外) |
青天を衝け | 2021年12月26日 |
鎌倉殿の13人 | 2022年12月18日 |
2020年のNHKドラマ『麒麟がくる』は女優の沢尻エリカさんが急遽降板となったことから日程が延びました。
例年、NHK大河ドラマは12月の中旬頃終了していることが多いので今回の2023NHK大奥ドラマも12月まで放送されるのではないかと予想します!
また、全部で47話放送されるのではないかということです。
なお、それぞれの編成開始時期と終了時期を予想してまとめたものはこちらです(^^)/
題名 | 開始時期 | 終了時期 |
3代徳川家光×万里小路有功編 | 2023年1月~ | 2023年4月 |
5大徳川綱吉×右衛門佐編 | 2023年4月~ | 2023年8月 |
8代徳川吉宗×水野祐之進編 | 2023年8月~ | 2023年12月 |
「大奥」が映像化されるのは今回でなんと4度め!
ただ、これまでの実写作品は物語の一部を抜粋したものでしたから、今回のように3代将軍家光編から物語のラストである大政奉還まで描かれるのは初めてとなります。
以前までのドラマや映画を見たことがないし原作も見たことがないという方であっても、十分楽しめる内容で楽しませてくれるのではないかというところにも期待大です!
まだ発表されていないキャストの発表もドラマ開始も待ち遠しいですね(^^♪
2023NHK大奥ドラマ相関図!原作解説付き!まとめ!
今回は「【ネタバレあり】2023NHK大奥ドラマ相関図!原作解説付き!」と題して調べてまとめてきました。
気になる「2023NHK大奥ドラマ相関図」についてはまだ発表されていません。
よしながふみ原作のマンガ「大奥」の相関図を参考にしてみてくださいね。
一部のキャストは発表になりました。
- 徳川家康:堀田真由
- 万里小路有功:福士蒼汰
- 春日局:斉藤由貴
【ネタバレ】2023NHK大奥ドラマ原作内容は「3代将軍・徳川家光の時代から幕末・大政奉還に至るまで」を描いており、江戸パラレルワールドと呼ばれる程見どころ満載!
「大奥」ドラマの日程や放送期間はこちらです。
- 【放送日程】2023年1月~
- 【期間】未定
原作漫画は昨年の2021年に最終回を迎えた「大奥」で、少女漫画誌「メロディ」に2004年から連載されていました。
脚本はよしながふみさんで、「大奥」はこれまでに何度もドラマ化や映画化されている注目作品。
一見あり得ないと思えるストーリーですが、見始めると面白くて深い入りしてしまうことも(^^)
また、一度見たけどもう一度見たいとリピーターが絶えないほど感情移入してしまう物語でもあります。
最後まで読んで頂きましてありがとうございました。(^^)/