「刀ミュ」、知っていますか?
オンラインゲーム「刀剣乱舞-ONLINE-」を原作としたミュージカル「刀剣乱舞」が「刀ミュ」と呼ばれています。
ゲーム上に出てくる擬人化された刀(刀剣男士)たちが、ゲームシナリオに沿ったストーリーで歌ったり踊ったりする和風ミュージカルです。
今回は、第6作目の「葵咲本紀(きしょうほんぎ、あおさく)」について語っていこうと思います。
刀ミュ葵咲本紀のあらすじ!

あらすじを簡単におさらいしましょう。
ゲームでは、プレイヤーは「審神者(さにわ)」と呼ばれ、時間遡行軍という歴史を改変しようとする部隊に対して刀剣男士たちを集めて戦わせます。
ミュージカルではこの設定をそのまま利用し、各時代を舞台として時間遡行軍と争うストーリーとなっていて、今回の「葵咲本紀」は1600年を舞台としています。
登場する刀剣男子は以下の6振。
- 鶴丸国永(岡宮来夢)
- 御手杵(田中涼星)
- 篭手切江(田村升吾)
- 明石国行(仲田博喜)
- 千子村正(太田基裕)
- 蜻蛉切(Spi)
物語は、家康の息子である兄・松平信康が切腹しようとしているところを弟・結城秀康が悲痛な叫びで止めようとするところから始まります。
秀康は父家康へ不信感・恐怖感を抱き、兄を失った悲しみから悪夢に悩まされており、本丸では秀康ゆかりの御手杵も同ように悪夢に悩まされていました。
同じころ、鶴丸国永が審神者から「明石国行、篭手切江、御手杵を率い、それぞれ本多忠勝・井伊直政となって任務についている蜻蛉切と千子村正に合流せよ」との指令を受けます。
出陣先は、1600年の下野国小山。
一方の時間遡行軍は、家康に恨みを持つ秀頼を利用し、家康を抹殺して秀頼を後継者として立て、歴史を改ざんすることを目的としていました。
合流した6振が戦闘に入る中、それぞれが不信感や動揺を隠せずに刀剣男士達が圧倒的に不利になりますが…どうなっていくのでしょうか。
【ネタバレ】刀ミュ葵咲本紀~ 鶴丸と明石の謎

鶴丸は明石を怪しい、信用できないと思っています。
鶴丸は明石に対して「背後に立つのが得意なのはあんただけじゃない」や「手が柔らかい」(戦闘慣れしていない)と煽るような発言をしています。
2人の間に何が?と思ったと思います。
少し前のシーンで明石が新参者の籠手切江に対して「柔らかい手をしている」(戦闘慣れしていない)と発言しています。
その後に鶴丸はその発言をまねて言い、君も十分戦闘に慣れていない手をしている、強いらしいが自分の方がもっと強い、君のことはあまり信用していない、というメッセージを伝えて牽制したのではないでしょうか。
鶴丸は本丸の古参で実力もかなり、審神者に舞を献上したことから「自分は味方ですよ」とアピールしています。
そこへ新参者なのにそこそこ強そうな明石がやってきて、鶴丸は明石が普通に鍛刀された刀ではないと怪しんでいるのでしょう。
明石も鶴丸とは距離を詰めすぎないようにしています。
考察まとめ!

明石はひょうひょうとして掴みどころがないキャラクターで、観ている方も何か裏がありそうだなと思ってしまいますよね。
途中で明石が「歴史に名を残さない物は壊しても殺してもいい、そういうことですか!」と感情を出して怒るシーンがあります。
大切に思っている蛍丸のことを怒っているのでしょうか。
後に「すべてを救えないのなら…誰も救えていないのと同じだ」という発言もしており、明石の苦悩がうかがえます。
信康と秀康、稲葉江と籠手切江、明石と蛍丸の関係性は、物語の中で韻を踏んでいるような、自分の危険をかえりみずに守りたい相手という点で同じです。
自害したはずの信康が実は生きていて再会するシーンもあり、これら「家族のような深い愛」がテーマとして描かれています。
刀ミュ葵咲本紀の見どころは?

すべてのシリーズに共通して言えることですが、曲がいい!
そして第一部(ミュージカル)と第二部(ライブ)のギャップもいいです。
もちろん、登場する刀剣男子の魅力もたっぷりです。
特に鶴丸は「真っ白な衣装を血で赤く染めれば鶴らしくなる」などと軽口を言ったり、舞うように刀を振り、強い!
平安時代生まれの太刀なので物事を達観したミステリアスな部分もあり、たまりません。
また、今回登場する「ある存在」が今後の方向性を示すものとなるので、こちらも要チェック!
過去作品を見返したくなりますよ。
「【ネタバレ】刀ミュ葵咲本紀のあらすじ! 鶴丸と明石の謎~考察まとめ!」まとめ
刀ミュ葵咲本紀の明石と鶴丸についてご紹介しました。
まだ観ていない方は、動画配信サービスなどでチェックしてみてください!
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