『ドラマ』木のストロー原作のあらすじとネタバレ。

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「木のストロー」がドラマ化されますね!!

このドラマは実話で、書籍化もされています。
本の帯にも書いてあるんですが、「下町ロケット」のような開発実話だそうです(*^^*)

熱いドラマになりそうですね!!

G20大阪サミットでも採用された「木のストロー」。

世の中のSDGsに力を入れていこうという流れに、とてもあっている作品だと思います。

今回は「木のストロー」のドラマ放送に先駆けて、ドラマ「木のストロー」のあらずじとネタバレを原作の内容で紹介したいと思います。(*^^*)

実際放送される「木のストロー」のドラマが原作とどのように違うのかなど、
原作のあらすじを知っていると、より楽しみがますかと思いますので、どうぞご覧ください!!

今回の記事はネタバレを含みますので、
事前に知られたくない方はご遠慮ください。m(_ _)m

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『ドラマ』木のストロー原作のあらすじ

https://www.aqura.co.jp/kinostraw_column/

このドラマは入社3年目の女性社員が、ジャーナリストからの一本の電話から、木のストローを作ろうと決意し、数々の困難を乗り越えながら木のストロー完成に向けて奮闘します。

そしてやっと完成した木のストロー、でも、物語はそれだけでは終わりません。

物作りなどしたことがないホームメーカー女性社員が懸命に作り上げた木のストロー。

最終的に木のストローが与えてくれた財産とは一体何なのか。

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『ドラマ』木のストローの登場人物と役者名

若木陽菜

https://www.fujitv.co.jp/fujitv/news/20220087.html

若木陽菜は(原作主人公:西口彩乃役)実際に木のストローを実現しようと奮闘した人物です。

こんなすごい事を成し遂げてしまう彼女は、さぞすごいキャリアウーマンかと思いきや、全くそんなことはなかったようで、入社したばかりのころは、日報の今日の行動という項目に『作業しています』と書いたり、目標を『ぼーっとしません』などと書いていた、だめ社員だったようです(笑)

ただ、彼女にあったのは人並み外れた『ガッツ精神』でした。

それを裏付けるエピソードとして、こんな話があります。

ある時、不注意で自損事故を起こしてしまい、営業部だったのに車が使えなくなりました。

でも営業がしたかったので、特別に許可をもらい、車なしで営業をしていたそうです。

そして、一人ひとりのお客様にとことん向き合い、営業成績全国トップの成績をおさめたのです!!

すごいですよね!!中々できることじゃないです!!(笑)

逆境に強いからこそ、木のストロー開発で課題がいくつもあろうとクリアすることができたのでしょう。

若木陽菜役は女優の堀田真由さんが演じられます!!

奥沢塔子

tps://www.tvlife.jp/drama/448861

今回「木のストロー」の開発に強く反対し、陽菜の最大のハードルとして立ちはだかる住宅メーカー「オーセントホーム」の広報担当役員の奥沢塔子。

クレバーで切れ者、女性初の役員に抜てきされるなど、社内では一目置かれる存在です。

常に会社のため、社員のために冷静な判断を下し、社長からは厚い信頼を寄せられている人物です。

同時に、厳しい言葉や態度で接することもあり、部下たちからは恐れられることもあるようです。

奥沢塔子役は女優の鈴木保奈美さんが演じられます。

お二人は4年ぶりの共演ということで注目が集まっています。

どんなドラマになるのか楽しみです♪

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『ドラマ』木のストロー原作のネタバレを結末まで公開

※フジテレビニュースリリースより一部抜粋

木のストローの主人公若木陽菜は理系の大学を卒業後「オーセントホーム」に入社し、配属された営業課では3年連続トップの成績を収め、やがて本社の広報課へ異動となります。広報課へ移った陽菜は、今までの考え方とは違う思考に変化していきます。

陽菜は、今まで「家を作り、家を売ること」が仕事だと考えていましたが、「環境保全など、SDGs(Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標)を達成するために企業として何ができるのか?」を発信し、実行することも企業の大きな社会的役割であることに気がつくのです。

https://www.sankei.com/article/

そんなある日、豪雨による土砂災害などの甚大な被害が発生。

幼少の頃、豪雨による土砂災害で自宅を失っていた陽菜はニュースを見て言葉を失います。

数日後、陽菜は“森のゴミ拾い”イベントで環境ジャーナリストと出会い、間伐など適切な森林管理が行われていないことが、土砂災害などの大きな被害を招く一因だということを知ります。

ジャーナリストから教えてもらった事実から「自分たちの取り組みによって防げる災害があるのでは?」と考えるようになり、ある日ジャーナリストから一本の電話がありました。

「木のストローを作れないか」という相談の電話でした。

陽菜はこの話を聞き、木のストローを作ろうと動き出します。

https://www.fujitv.co.jp/fujitv/news/20220087.html

ただ、作ることが技術的に困難である上に、会社や上司である塔子から猛反対を受けてしまうのです。

そんなとき、会食でたまたまあったホテルの総支配人から、木のストローが完成したら採用すると言われたのでした。

このことがきっかけで自体は好転していきます。

陽菜の熱心な説得により、反対していた社内では少しずつ賛同者が増え、
反対派の役員にもプロジェクトを熱心に説明し続けたことで、会社側は説得することに成功するのでした!!

会社からも背中を押されるようになり、塔子も協力してくれる事となります。

木のストローの製造を手伝ってくれる工務店探しにも難航しますが、取引先などに片っ端から頭を下げ、説明し、やっとのことで手伝ってくれる工務店が現れます。

そしてようやく木のストロー制作に取り掛かります。

最初は細い木の棒に穴を開ける方法や、溝を切った木材を貼り合わせて周りを削っていく方法など、あらゆる方法を試しますがなかなかうまくいきません。

https://shiruto.jp/business/2273/
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色々試行錯誤していく中でカンナと削り華にヒントを得て、間伐材のスギを0.15mm程に削り、その薄くスライスされた木材を斜めに巻いて、ストロー状にしていくという手法にたどり着きます。

そしてやっと木のストローが完成。

出来上がった木のストローはプラスチック製や紙製のストローとは異なり、
木の質感を活かした温かみのある風合いが特徴の素晴らしい品物でした。

完成後、完成したらホテルで採用すると言ってくれた副総支配人とともに記者会見を開催することとなります。

しかし、記者発表会1週間前に、木のストローから油が浮いてくることが発覚!

www.pakutaso.com

すぐさま工場に飛び、記者発表ギリギリで対策をすることができ問題は解決します。

無事に記者会見を開催でき、海外も含めた多くのメディアが記者会見に来場。

木のストローの記者会見は成功しました。

記者会見の最後、記者の一人が手を上げ「このような取り組みの発表を聞けたことが嬉しい。ぜひ伝え広めていく」と言ってくれます。

その後、さまざまなメディアで報道された記者会見の反響はすさまじく、記者会見後には導入したい、購入したいという問い合わせが殺到するのでした。

ですが、受注数と生産数のバランスの差がひらきすぎてしまい、製造元とホームメーカー社員は疲れ果ててしまうのでした。

陽菜はみんなのためにと制作に乗り出した木のストローだったのに、誰も幸せになっていないことに気を落としてしまいます。

アキュラホームは住宅会社でありストロー屋ではない。

1社で木のストローを作って行くことに限界を感じていました。

そんな中、アキュラホームで作らなくても世の中で普及していくモデルを横浜市と一緒に作ることになります。

https://image.itmedia.co.jp/

そして、陽菜達は横浜市と協力し、木のストローの製造から販売、人々の意識を変えていく仕組みを作り上げます。

その仕組とは、横浜市の水源林である山梨県の道志村の間伐材を地元の森林組合がスライスし、横浜市内の障害者の方が製造を担い、市内のホテルで導入。

ホテルに導入することにより、市民の方に消費していただくことで、それを使った人の環境意識を醸成していくというもの。

このモデルは地産地消モデルと呼ばれ、企業も取り入れるなど、新たなビジネスモデルとして世の中に広がって行くのでした。

https://www.sankei.com/article/

順調に仕事をこなす陽菜のもとにまた驚くべき仕事が舞い込んできます。

木のストローに関する記事を見た当時の環境省の担当者より、ぜひG20で使用したいと声をかけられたのです。

G20での重要な議題の1つに、海洋プラスチック問題があり、特に大阪サミットは日本初開催のG20サミットだったため、会場でもペットボトルやプラスチック製品は徹底的に排除する方針だったためプラスチックストローに変わるものを探していたとのことだった。

https://newswitch.jp/p/18141

そして、木のストローは2019年大阪サミットをはじめとするG20のすべての会合で採用され、世界デビューを果たすのでした。

その後、木のストローはウッドデザイン賞、グッドデザイン賞、地球環境大賞(農林水産大臣賞)など、多くの賞を受賞します。

一人のジャーナリストの提案から始まった木のストロー作り。

ビジネスとして大きな成功を収めた木のストローですが、木のストローを作った目的は、利益を得ることではなく、間伐材を活用すること。

最初はシンプルな目的で始まった木のストロー作りですが、数々の困難を乗り越える中で、木のストローが果たしてきた役割は当初の目的以上のものになりました。

木や森林の重要性を訴求するとともに、木材の有効利用の解決策を提示し、持続可能な循環型社会に貢献することです。

また、G20に採用されたことで日本の技術の高さを世界に発信することにも繋がりました。

https://static1.squarespace.com/

木のストローはカンナ削りの技でつくられた削り華を巻くという手法なので、日本の文化・ものづくりの技術力、またそれを支える情熱と繊細さを、世界に伝えることができたのです。

その事がきっかけとなって、世界に誇るカンナ削りの技を社内外に伝え、日本文化を次世代につなぐ取り組みが行われています。

木のストローを世界に広めることで、日本の木の文化や技術力を広く伝え、さらに地球環境や自然環境が適切に保全される持続可能な社会の実現に貢献するという大きな役割、沢山の財産を木のストローは叶えてくれたのです。

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『ドラマ』木のストロー原作の見どころ

※原作:木のストロー内容紹介より抜粋。

木のストローは開発困難

www.pakutaso.com

最初にぶちあたるのは、会社の壁と、どうやって作るかという問題

社内では「住宅会社がストローをつくってどうする!」と猛反対にあい、
作ってくれるメーカー探しにも難航。

逆境に立ち向かう陽菜の姿に刺激されると共に、だんだんと増えていく協力者に心温まリます

木のストロー世界初の企画・開発・監修・導入について記者会見

www.pakutaso.com

ホームメーカーの記者会見としては異例な盛況ぶり。

社会的な関心の高さを反映した記者会見となります。

記者会見前にトラブルが発生するところがまたヒヤヒヤしますね。

木のストローG20大阪サミットで採用

https://www.amita-oshiete.jp/column/entry/015385.php

G20に採用されたことで、木のストローは一気に世界が注目する商品へと変わって行きます。

SDGsを象徴するような商品となった木のストローはこれまでの対位置とは全く違った影響を与えることになります。

木のストローでできた財産

www.pakutaso.com

民間企業の小さくも大きいプロジェクトが起こした結果と今後の未来への期待は、人々に自信と希望を与えたと思います。

木のストロー制作プロジェクトには地球と人との共存のテーマすべてが凝縮されているように感じますね。

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木のストロー原作を読んでの感想まとめ

https://www.fusosha.co.jp/books/detail/9784594086312

久しぶりに読んでよかったと思える本です。一人の社員が「木のストローを作ってみたいという事から、実際に作るまでの苦労。そして、事業化への困難さを克明に描いています。一つの内容を事業化するのって本当に大変なんですね。また、今後はこの商品のようにコストかかっても環境配慮した商品を作るようになるのでしょうか。ためになった本です。 https://bookmeter.com/books/16829048

読み終えて、ひとつの画期的な製品が完成するまでの全過程に立ち会ったように感じました。それは、いつ、だれが、何をしたという客観的な事実だけでなく、著者の西口彩乃さんが何を思い、感じ、悩んだのか、そうした主観的な視点で書かれているからだと思います。このプロジェクトには、すばらしい「ビジョン」と、関係者の「情熱」「協力」が詰まっています。志を同じくした者は、業種や損得を越えてつながり合える。木のストローは、住宅メーカーとジャーナリスト、工場、ホテル、行政がコラボした文化遺産と言っても過言ではないと感じました。 https://bookmeter.com/books/16829048

この本を読んだ後でこんなことを言うのはおかしいのだけれど、木でストローを作ること自体はそれほど難しいことではないと思う(作者の努力と苦労は十分にわかるが)。それがこれほど取り上げられる(数々の賞を受賞、G20での採用)のは、プラスチックゴミが環境に与える影響とコスト増を天秤にかけられるほどに人々の意識が変わってきたということなんだろうね。 https://bookmeter.com/books/16829048

まとめ

さて、いかがでしたでしょうか.

今回は原作も話題になった『木のストロー』がドラマ化されるということで、
先んじて、内容をお伝えしました!!

朝ドラの共演以来、4年ぶりの共演となる堀田真由さんと鈴木保奈美さん
がどのような掛け合いをし、どのように役を演じていくのか楽しみですね♪

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