ツイッターが買収されたことにより、「ツイッター終了」などのキーワードがトレンド入りし、マストドンへ移行する人や移行を考えている人が急増しています。
ツイッターからの移行先にマストドンを選ぶということは、マストドンにはツイッターと似ている部分があるということです。
また、2つは別のアプリなので違う部分ももちろんあります。
では、具体的な違いはどこなのか、また、アプリ連携はできるのか気になるところです。
そこで、この記事では、
- ツイッターとマストドンの違い
- ツイッターとマストドンの共通点
- ツイッターとマストドンは連携できるのか
以上について調べてみました。
ツイッターとマストドンはどこが違う?

マストドンはツイッターライクなSNSと言われていますが、具体的な違いはどこなのでしょうか?
アクティブユーザー数が大きく違う

ツイッターとマストドンでは、アクティブユーザー数が圧倒的に違います。
ツイッターのアクティブユーザーは、2022年11月1日付で3億3300万人です。
一方、マストドンのアクティブユーザーは、2022年11月7日付でようやく100万人に達しましたが、これは10月27日にツイッターが買収されて以降、約50万人のマストドンユーザーが増えたそうです。
ツイッター買収の影響で、今後もマストドンユーザーが増えると予想されます( ..)φ
書き込める文字数が違う

ツイッターとマストドンでは、1つの投稿で書き込める文字が異なります。
ツイッターの1投稿(ツイート)で書き込める文字数は140字ですが、マストドンの1投稿(トゥート)で書き込める文字数は500字です。
ツイッターの「ツイート」は小鳥の鳴き声やさえずりのイメージに対し、マストドンの「トゥート」はゾウの鳴き声で、吼えるイメージになります!
サーバーがあるかどうかが違う

マストドンには、ツイッターにはない「サーバー」というものがあります。
マストドンは、「インスタンス」というサーバーに分散された、オープンソースのSNSです。
例えば、同じアーティストが好きなファンが多く在籍するインスタンスや、普段イラストを描いている人が多く在籍するインスタスというように、多種多様なジャンルがあります。
また、ユーザーは、何かしらのインスタンスにアカウントを登録しなければなりません!
ツイッターは自分が興味のあるユーザーを探してフォローする必要がありますが、マストドンはあらかじめ自分が興味のあるインスタンスに登録しているため、興味のあるユーザーを探す手間が省けます。
ちなみに、インスタンスに登録すると、その中でしかやり取りができないイメージがありますが、別のインスタスにいるユーザーともやり取りができます(‘◇’)ゞ
管理者が複数いる

マストドンには、管理者が複数います。
どういうことかというと、マストドンのインスタンスは、知識があれば誰でも設立できるからです。
つまり、インスタンスの数だけ、マストドンには管理者がいます!
しかし、管理者が何らかの理由でインスタンスのサービスを終了した場合、今までのデータは消滅されてしまうことに…。
また、誤って悪意あるインスタンスに登録してしまうと、アカウントを悪用されたり、情報が流出してしまう可能性もあります。
どこのインスタンスに登録するかは重要なポイントであり、ツイッターなどの他のSNSに比べて、マストドンはユーザー側にも知識や見る目が求められますΣ(・ω・ノ)ノ!
ツイッターとマストドンの共通点は?

ツイッターとマストドンはもちろん別のアプリですが、マストドンはツイッターライクなSNSと言われています。
では、具体的に、どこが同じなのでしょうか?
1つ目は、短文投稿ができることです!
1つの投稿で書き込める文字数こそ違いますが、基本的には、限られた文字数の中で投稿できるミニブログという点では共通しています。
2つ目は、フォローした人の投稿を見られることです!
ユーザーをフォローすると、自分のタイムラインにその人の投稿が表示される点でも共通しています。
ツイッターとマストドンでアプリ連携はできる?
ツイッター買収の影響で、マストドンへ移行しようとする人が増えていますが、アプリ連携はできても移行は難しいと言われています(^▽^;)
また、アプリ連携はできて2通りの方法がありますが、いずれも気軽にできるものではなく、コピペした方が楽という声もあるのが現実です。
ツイッターからマストドンへの連携

ツイッターからマストドンへ連携するときは、Google Chromeの拡張機能である「Tooter」を使います。
マストドンでアプリの認証を行うと、ツイッターのツイートボタンの横に「Tweet and Toot」というボタンが追加され、ツイッターとマストドンの両方に同時投稿できるようになります。
マストドンからツイッターへの連携

逆に、マストドンからツイッターへ連携するときは、アプリやデバイスを連携させられる「IFTTT」というWebサービスを使います。
IFTTTに登録し、「Mastdon → Twitter(by bullkal)」というAppletを有効にすることで、マストドンからツイッターへ連携できるようになります。
完全な移行は現実的ではない

ツイッターから移行しようとマストドンのユーザーが急増しているとはいえ、まだまだ規模の差が大きく、完全移行は難しいとされています(^^;
ツイッターのように、興味のあるユーザーの投稿をタイムラインで見られる状態や、自分の投稿を見てくれるフォロワーがある程度いる状態であれば、マストドンに対して目新しさを感じることは恐らくありません。
ツイッターのようなSNSに満足している人にとって、マストドンは物足りなさを感じてしまうこともあるでしょう。
ツイッターとマストドンの違いは!?アプリの連携はできる?まとめ
ツイッターとマストドンはよく似たSNSですが、違いは以下の通りです。
- アクティブユーザー数
- 1つの投稿で書き込める文字数
- サーバーの有無
- 管理者が複数いるかどうか
ツイッターとマストドン間のアプリ連携はできますが、ひと手間が必要です。
また、ツイッターからマストドンへの移行は、規模の違いや物足りなさから現実的ではないとされています。
ツイッター買収の影響でマストドンが更新等の成長をするのを期待するか、ツイッターとマストドンは別物と捉えて利用した方がよさそうです。
- ツイッターとマストドンはどこが違う?
- ツイッターとマストドンの共通点は?
- ツイッターとマストドンでアプリ連携はできる?
- ツイッターとマストドンの違いは!?アプリの連携はできる?まとめ