「世界一のDJ」と呼ばれ、2021年東京オリンピックの閉会式に出演するなど、絶賛活躍中の「DJ松永」さん。
ラッパーのR-指定さんと「Creepy Nuts」というヒップホップユニットを組んでおり、ヒップホップ好きから絶大な人気を誇っています。
そんなDJ松永さんに「アスペルガー症候群」という「発達障害」ではないかという疑惑がありますが、真相はいかがなものでしょうか。
この記事では、
- DJ松永はアスペルガーなのか
- DJ松永の人嫌いは発達障害によるものか
- DJ松永に発達障害の症状はあるのか
以上についてまとめました。
DJ松永はアスペルガー?

DJ松永さんは、現時点ではアスペルガーという断定はできません。
ではなぜこのような疑惑があるかというと、実は相方であるR-指定さんが、とあるテレビ番組で発言したことがきっかけで生まれました。
相方R-指定が「DJ松永はアスペルガー」と発言
“自分はたぶんADHD、相方はアスペルガーの特徴がある”と発言したR-指定さん。
ADHDは注意欠如・多動症、アスペルガーは正式にはアスペルガー症候群といいます。
どちらも発達障害のひとつで、R-指定さんは自身のことを「ADHDとOCD(強迫性障害という発達障害)」だと公言しています。
しかし、いずれも医師に診断してもらったわけではなく自己判断での公表ですので、事実であるかは不明。
もちろん、「特徴がある」と言っただけで、DJ松永さんのことを「障害だ」と決めつけているのではありません。
R-指定さんのこの発言に対し、Twitter上では共感の呟きが相次いだみたいです。
アスペルガー症候群の症状はDJ松永に当てはまる?
「アスペルガー症候群」は、自閉スペクトラム障害という発達障害のうち、知能や言語の遅れがないものをいいます。
「社会性・コミュニケーション・想像力・共感性・イメージすることの障害」「こだわりの強さ」「感覚の過敏」などが特徴。
わかりやすく言うと、「コミュニケーションが苦手で、対人関係を築くことが難しい」「こだわりがあり、柔軟に対応することが苦手」な人がアスペルガー症候群に当てはまるそうです。
果たして、DJ松永さんはこれらのアスペルガー症候群の症状に当てはまるのでしょうか?
DJ松永の人嫌いは発達障害の症状!?

DJ松永さんの極度の人嫌いは、発達障害の症状が関係しているようです。
アスペルガーの特徴でいうと、関係構築や柔軟な対応を苦手としていることが、DJ松永さんを極度の人嫌いにさせてしまったのでしょうか。
自分以外を信じられない!?

DJ松永さんには「貰ったプレゼントはすぐ捨ててしまう」という強烈なエピソードがあります。
ある友人からプレゼントを貰ったDJ松永さんは、帰り道にコンビニのごみ箱に捨てたそうです。
曰く、“「友達」じゃなかったから捨てた”“友達以外(極端にいうと自分以外)を信じられず、自分のお金で買った物しか信じない”そう。
友達以外を信じられないのは、かなりの人嫌いだといえます。
ちなみに、ファンからのプレゼントも捨てることに対しては、“貰い物だからって、とっておく物で部屋のスペースが埋まるのはおかしい”という持論があるみたいです。
アスペルガー症候群の症状に当てはめるなら、「こだわりの強さから柔軟に対応できない」ことでしょうか。
専門家に「強迫性障害」と言われた!?

DJ松永さんは数々の「変わり者エピソード」から、あるテレビ番組で専門家から「強迫性障害」だと言われたことがあります。
強迫性障害は、自分で考えたくもない内容の考えが、繰り返し浮かんできてなかなか消せない「強迫観念」と、その不安を打ち消すためにする行動である「強迫行為」の2つに分けられます。
具体的には、「不潔恐怖と洗浄」「加害恐怖」「確認行為」「儀式行為」「数字へのこだわり」「物の配置・対称性などへのこだわり」が挙げられます。
例えば、家を出たけど鍵を閉めたのか不安になり、一旦家に戻って確認するという行為を何度もしてしまうなど。
専門家に疑われるということは、DJ松永さんは発達障害という可能性がかなり高くなります。
上記に挙げた様々な発達障害の症状が、人嫌いへと導いてしまったと考えられるでしょう。
DJ松永に発達障害の症状があると思わせるエピソードは?

DJ松永さんには、アスペルガーや強迫性障害などの発達障害の症状があると思わせてしまうエピソードがいくつかあるようです。
以下のエピソードは、こういう症状に当てはまるから「障害だ」と決めつけるものではなく、「障害かもしれない」と推測できるものとして紹介していきます。
自他ともに認める潔癖症

DJ松永さんはかなりの潔癖症で、テレビ番組の潔癖症芸能人の特集に出演されるほど。
一番ひどかったのは小学生の頃だそうですが、今でも、家の中はなるべく綺麗にしておきたいからとほとんど人を呼ばないみたいです。
潔癖症も度が過ぎると、アスペルガー症候群の「こだわりの強さ」や強迫性障害の「不潔恐怖と洗浄」を思わせます。
さらに、潔癖症というと汚れや菌を嫌うイメージがありますが、DJ松永さんは更に家具などの配置にも強いこだわりが。
もしかしたら、アスペルガー症候群や強迫性障害における「(物の配置への)こだわりの強さ」に当てはまるといえるでしょう。
演劇鑑賞中に破壊衝動が抑えられなくなった!?

ある日の演劇鑑賞中、DJ松永さんは突然「この舞台をめちゃくちゃにしたら、どうなるんだろう」という破壊衝動が現れました。
一度考えてしまうと何度もその衝動が出てきてしまい、演劇が終わるまで衝動を抑えるのに必死だったそうです。
この破壊衝動は「強迫観念」で、必死に「強迫行為」に及ばないようにこらえていたのでしょう。
このエピソードを友達に話したところ、その友達が偶然強迫性障害に詳しく、強迫性障害だと疑われてしまいました。
友達から詳しく教えてもらい、セルフチェックしてみたところ、かなり当てはまる症状があったようです。
この一連の流れは、Creepy Nutsの公式YouTubeでも話しており、相方・R-指定さんは(自分と)同じじゃないかと反応していました。
子どもの頃から自覚していた!?

潔癖症もそうですが、DJ松永さんは小中学生の頃から「自分は痛い・空気が読めない」と自覚していたそうです。
自覚し始めてから今まで、自分はどこか人と違うと思って生きてきたのでしょうか。
自身を発達障害と公言している相方のR-指定さんは、自分たちの曲の歌詞に“松永 デリカシーない”と書いています。
ユニットとして活動する中で、DJ松永さんの数ある「変わり者エピソード」から、“相方はアスペルガーの特徴がある”という発言に至ったのでしょう。
自分を発達障害だと思っているからこそ、相方の変わっているところを理解して受け入れることができているのかもしれません。
毒舌発言が炎上することも

テレビ番組やラジオ番組では「毒舌キャラ」で人気のDJ松永さん。
しかし、言い方や発言内容によってはあらぬ方向に飛んでしまうことも。
DJ松永さんは、思ったことを何も考えずにそのまま口にしてしまう傾向があるようで、番組で発した言動が発端で炎上してしまうことが度々あります。
これまでに挙げられた発言も、「思っていても、わざわざ言わなくてよくない?」と思うものもあり、その空気の読めなさから炎上することもあるそうです。
何度か炎上していることから「苦手」「嫌い」「うざい」といった声も多少あるようです。
ですが、番組で発せられた毒舌は視聴者たちにウケているものがほとんどで、彼のことを好意的に見ている人の方が多くいます。
DJ松永はアスペルガー?極度の人嫌いが発達障害の症状?まとめ
DJ松永さんが「アスペルガー症候群」かどうかは、医師に診断してもらった訳でも本人が公言している訳でもないので、事実だとは断定できません。
ですが、DJ松永さんの人嫌いは、発達障害の症状である「こだわりの強さ」などが影響しているかもしれません。
実際、専門家やその障害を詳しく知る友達から「強迫性障害」という発達障害ではないかと言われており、自覚症状が多いため可能性は高いです。
また、DJ松永さんにはひどい潔癖症など多くの「変わり者エピソード」があり、それらは発達障害の症状があると思わせるものでした。
あまり軽率に人を「障害だ」と決めつけるのはよくないので、おかしい・変だと思ったことも、その人の個性だと理解し受け入れていくとよいでしょう。
- DJ松永はアスペルガー?
- DJ松永の人嫌いは発達障害の症状!?
- DJ松永に発達障害の症状があると思わせるエピソードは?
- DJ松永はアスペルガー?極度の人嫌いが発達障害の症状?まとめ